業務用エアコンの手入れ方法

寒い冬や暑い夏に欠かせない電化製品がエアコンです。特に猛暑日が多くなった近年では、夏には必須のアイテムだといえるでしょう。そのようなエアコンを快適に使用するには掃除が不可欠。手入れを怠りすぎると、ゴミやほこりが詰まって電気代が高くなるばかりではなく、最悪の場合はカビ菌やアレルギーなどによって健康被害を引き起こすことにもなりかねません。

長く快適に作動してもらうために、正しい手入れ方法の知識を身につけましょう。家庭用だけではなく、業務用のエアコンにも注意が必要です。業務用は天井組み込み型が多いため、放置しがちになることもありますが、自分で掃除できる箇所があるのも事実。定期的にチェックして、清潔に保てるように心がけましょう。

業務用と聞くと、家庭用とくらべて複雑なイメージがあるかもしれませんが、実際には操作や手入れの仕方は非常にシンプルです。業者による定期的なメンテナンスが必要なことは同じですが、家庭用よりもフィルターが汚れにくい構造になっているのも特徴。想像していたよりも、短い掃除時間で済むでしょう。専門家ではない人が掃除できる箇所は、具体的にはフィルターとルーバーの2箇所です。

ルーバーとは、風向を調整する羽のような部分のことをいいます。フィルターの掃除はいたって簡単で、まずは外側のカバーを外します。すぐにフィルターが見えるので、取り外して掃除機などでゴミやほこりを取り除くと良いでしょう。ルーバーは取り外さずに、雑巾やふきんでそっとふき取った後、乾拭きしておきます。