天井埋込み型業務用エアコンを掃除する際の注意点

エアコンクリーニングは、家庭用・業務用共に定期的なクリーニングを行わないと内部に蓄積したホコリやカビによる健康被害の危険があることや、冷暖房効率の低下による電気代の浪費など様々なデメリットがあります。天井埋込み型業務用エアコンの場合店舗やオフィス内の空調管理をスムーズに行うためにも、広さに応じて何台も設置している場合がありますが、冷暖房効率が下がることや最悪不具合や故障が発生してしまうと、そこで働いているスタッフや社員の業務に支障が出る可能性もあるので、約2～3年に1回は定期的にメンテナンスとして専門業者に依頼し内部のクリーニングを行うようにしましょう。ただエアコン内に設置されているフィルターは、汚れが溜まりやすいことからこまめに掃除を行う必要がある部分です。そこで頻繁に業者に依頼するよりも自分で掃除してしまう方が効率的で、費用を抑えることが可能です。

業務用エアコンには天井埋込み型としてカセットタイプやダクトタイプ、吊形タイプがあり、それぞれのタイプでフィルターの取り外し方が異なるので、まずは設置されているタイプを確認し正しい方法で取り外しを行いましょう。天井埋込み型の業務用エアコンを掃除する際の注意点としては、高所の作業となるので机上や脚立周りには何もない状態にして、最低でも2名で作業することが大切です。周囲に十分配慮して安全に作業を行うようにしましょう。またフィルターは掃除機や水洗いで簡単に汚れが落とせますが、力任せに擦ると変形の原因になるので優しく丁寧に対処することが大切です。

またお湯の使用も変形や破損の原因となるので避けましょう。